柄歯科医院のチームリレーブログBlog
柄歯科医院のスタッフが綴る歯科のこと、医院のこと、お役に立つ情報まで
色々楽しく綴っていければ良いと思いますので、お時間がございましたら
たまにのぞいてみてください。
マニュアルなきケア
2017年2月25日
各ショップで桜にちなんだ商品が出始め、春が待ち遠しいこの頃です。
さて、1ヶ月以上も前のことですが、毎年開催される広島大学歯学部の同窓会委員会主催のスタッフ向けセミナーに、当院の歯科衛生士メンバー全員で参加してまいりました。
今年は、東京医科歯科大学臨床教授の内山茂先生をお迎えし、
「ペリオのお悩み解消術 〜SPTを中心に〜」
と題された1日講演は、臨床経験豊富な先生の症例とたくさん読み込まれた文献の紹介で、あっという間に過ぎてしまいました。
歯科において、予防はもちろん大切ですが、慰るケアも大切だということを、長期で患者さんに寄り添われていた先生の症例から学びました。
ケアにはたくさんの道具、機械、薬剤を使用します。同じ口腔内はありませんから、もちろんマニュアルはなく、患者さんにより適したものを選択する知識と適した施術を行う技術が必要です。
これからも勉強し続け、良い情報を取り入れ、腕も磨き、患者の皆さまに喜んでいただけるような衛生士メンバーでありたいと士気の上がった1日でした。
A
Change !!
2017年1月21日
2017年も宜しくお願い致します。 私事ですが、2月に行われるフルマラソンに向け、 昨年末からコツコツと練習を積み重ねています。 体を動かすことの気持ちよさを学士時代ぶりに思い出しました。 是非とも習慣化したいものです。 そのおかげか30代となり、徐々に貯まってきていた腹回りの肉が減った気が... 誰にも気づかれない変化ですが、1人小さな喜びを感じています。 大小はあれど、変化し続けることは大事だと思います。 柄歯科は今年も変化し続けます!!新しい機器が導入されました。 その名も『CEREC』‼ 歯医者で行われる治療のひとつに被せ物治療があります。 従来歯科の被せ物の作製方法と言えば... この方法が長年にわたりスタンダードと考えられてきました。 しかしながら「口の中いっぱいに材料を入れられる型取りが苦手…」 という方はいませんか? そこで近年発達しているのが『光学印象』というものです。 簡単に言うと「口の中の写真を撮影し、それを用いて被せ物を作ろう!」 というものです。 近年、口腔内写真の精度もあがり、適合のよい被せ物ができるようになりました。 また、データで保存されているので、複製が可能となっています。 本年も皆様のお口の健康に寄与できるよう、 良い変化をご提供できるように柄歯科も努力し続けていきたいと思います。
カープのチーム力と柄歯科のチーム力
2016年12月16日
早いもので、今年も残り2週間となりました。
皆さまにとってどのような1年でしたか?
今年を振り返ってみて真っ先に私の頭に浮かんだのは、やはり広島東洋カープ25年振りのリーグ優勝です!
本当に強く、素晴らしいチームでしたね!
胴上げの映像はいまだに涙なしでは見れません(笑)
シーズン中は受付でもカープの話題になることが多く、皆さまと笑顔で楽しくお話しできたことがとても嬉しかったです♪
連覇、そして日本一を目指して来年もまた広島を盛り上げてくれることを期待しています!
さてチーム力といえば私たちも負けていません!
先月休診をいただき、院長とスタッフで研修旅行へ行ってきました。
写真はみんなで食事会をしたときのものです♪
院長もいい笑顔です^^
仕事のことからプライベートのことまで色々な話をすることができ、とても有意義な時間を過ごさせてもらいました。
いつもとは違う環境で楽しい時間を共有し、それぞれの新たな一面を発見することができるのも旅行の醍醐味ですよね!
とてもいい思い出になりました♪
最後になりますが、今年も一年ありがとうございました。
来年も「チーム柄」一丸となって、皆さまのお口の健康をサポートさせていただきます。
厳しい寒さが続きますが体調には気を付けて、良いお年をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
予防のスタートは自分を知ること
2016年11月30日
当ブログの中でも、
・歯周病と糖尿病の関係
・口腔内の原因による口臭
・オーラルフローラ
・口腔内の細菌を減らす3DS
など、最新の歯科医療を皆さまにお届けするための取り組みをご紹介してきましたが、
全ての共通点は、
「口腔内疾患であるむし歯、歯周病は細菌感染症」であるということです。
キーワードは『細菌』であり、この細菌をいかにコントロールしていくか?が重要になります。
細菌のコントロールを行っていくための第一歩は、ご自身の口腔内にどのような種類の細菌が生息しているか?
そして、それはどのくらいの量か?を知ることです。
そこでこの度、それらを調べる
『口腔リスク検査』
を開始致しました。
1.口臭検査
2.位相差顕微鏡
3.唾液検査
の3種類の検査を通して、あなたのリスク(危険因子)を知ることができます。
リスクが分かれば、予防もより的確に、そして効率的に行うことが可能になります。
重症化するまで自覚症状が現れないことも多い口腔疾患。
健康診断の歯科版と捉えていただき、ご興味があられましたら、是非一度受診ください。
受診のお申込み、 ご相談はお気軽にお電話かご来院の際にスタッフまでお声がけください。
歯周病と糖尿病は“社会病”
2016年11月7日
寒さが日ごとに身にしみる季節になりました。みなさん、お風邪など引かれていないでしょうか。
さて先日、歯科衛生士の勉強会 dhcoax 15th meetingが広島で開催され、柄歯科メンバーも参加してきました。
今回は、愛媛県松山市で開業されている、糖尿病専門医の西田亙先生による特別講義がありました。
西田先生は医師でありながら、歯周病の治療が糖尿病にもたらす効果を強く感じておられ、歯科の重要性を熱く、そしてユーモアたっぷりにご講義くださいました。
『歯周病と糖尿病は“社会病”』
この言葉が大変印象的で、どちらも食習慣や喫煙、生活背景が大きく関わる病気です。
そして互いに関係性が強く、歯周病が進行すると、糖尿病も悪化するのだそうです。
逆もまたしかり、歯周治療をすることにより血糖値の上昇が抑えられ、糖尿病が快方に向かった例もあるそうです。
なんと西田先生自身、以前は高血圧・不整脈・糖尿病予備軍だったそうなのですが、歯科で歯周治療を受けたことをきっかけとし、今ではこれらの病気と決別できたという経緯をお持ちなのです。とても驚きです。
たくさんの学びがあったと同時に、私自身の生活習慣・食生活も振り返り‥甘いもの・炭水化物・アルコール‥
大好きです。多量摂取しております。
自分の健康の為にも調整していかなければ。と危機感を覚えた一日でもありました。
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