広島県広島市中区本通の、歯科医院[柄歯科医院]歯科、一般歯科、予防歯科、審美歯科、ホワイトニング、義歯、入れ歯、インプラント、歯周病は、柄歯科医院まで、お気軽にご相談下さい。

柄歯科医院のチームリレーブログBlog

柄歯科医院のスタッフが綴る歯科のこと、医院のこと、お役に立つ情報まで
色々楽しく綴っていければ良いと思いますので、お時間がございましたら
たまにのぞいてみてください。

乳酸菌のススメ

山の木々が色づき、紅葉の美しい季節となりましたね。
そして、秋のおいしい食べ物がたくさんある楽しい季節となりましたね。

さて今回は、当医院で販売している商品の紹介をしたいと思います。

『ラクレッシュ マウスウォッシュ』 L8020乳酸菌使用

こちらは、以前のブログでも紹介している、広島大学歯学部教授 二川浩樹先生の発見されたL8020菌が配合されています。

L8020菌は、むし歯菌・歯周病菌の発育を阻止し、殺菌効果のある乳酸菌です。
これで、歯磨きの後うがいをすることで健康な口内環境をつくることができます。

つづいて、

『ラクレッシュPRO』 L8020乳酸菌使用のタブレットです。

こちらは歯科医院専売品なので、L8020乳酸菌が市販品の2倍配合されています。
砂糖不使用、その代わりにミュータンス菌に効果のある、キシリトールが配合されています。
食べやすいヨーグルト風味なので、小さなお子様からご年配のかた、妊娠中でも食べることができます。

むし歯のない人から見つけた乳酸菌を摂って、いつまでもおいしくごはんが食べられる口内環境をつくりましょう。

 

海外研修に参加して

もうすっかり秋ですね。気温の差が激しく、朝晩はかなり冷えてきましたが、皆様体調を崩されたりしていないでしょうか?
インフルエンザも流行ってきているそうなので、どうぞお身体お大事になさってくださいね。

さて、8月20日から27日までの一週間、スウェーデン・イエテボリ大学歯周病科へ海外研修に参加させていただきました。
イエテボリ大学歯周病科では徹底したインフェクションコントロール(歯肉縁上・縁下の感染のコントロール)を行っていて、研修では世界的権威ある先生たちから、重度の歯周病患者さんを治した症例などをたくさん見せていただきました。その中で歯周治療はもちろん、メインテナンスにおいても歯科衛生士の役割がとても重要だということも改めて学びました。

また、メインテナンス時においての歯周ポケット内のバイオフィルム除去方法として、最近の論文・研究から、ハンドスケーラーや超音波スケーラーだけでなく、エアーフロー(ペリオフロー)でも同じ位の効果があるという結果が出ているそうです。インプラントの入っている所でも使用できるそうなので、今後さらに需要が高まりそうだと感じました。

当医院にも備わっているこの「エアーフロー」は、微粒子のパウダーと水圧でバイオフィルムや着色を除去することが出来ます。

歯石は除去できませんが、短時間で痛みなく簡単にクリーニングしたいという方にお勧めです。ご興味のある方はぜひスタッフにお声がけください。

歯科衛生士 森下

 

第17回 dh coax

立秋をむかえてもなお暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、この度「第17回 dh coax」が広島で行われました。
「dh coax」は同じ志を持った歯科関係者たちの勉強会です。

今回は広島大学歯学部教授 二川浩樹先生による講義でした。

二川先生はNHKやフジテレビ「ホンマでっか!?TV」などに出演され、患者さんに良くなってもらいたいという熱い思いを胸に日々研究に勤しみそれを形に残して来られました。

その形になった物を今回少し教えて頂きました。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、

L8020菌、Etak です。

まずL8020菌からご紹介します。L8020菌はむし歯菌・歯周病菌・カンジダ菌の発育を阻止する、殺菌効果のある乳酸菌です。この乳酸菌を取り入れたヨーグルトを歯磨きした後に食べ続けることで菌に強いお口へと変わっていきます。このヨーグルトには砂糖が入っておりますので、夜の歯磨き後に食べるのは避け、朝かお昼の歯磨きの後に食べることをお勧めします。

次にEtakですが、Etakが配合された抗菌剤を吹き付けるとその場にいる菌やウィルスを殺します。その抗菌作用は持続性があり、長期に亘って、菌・ウィルスを殺し続けます。

今回、当院ではこのEtakが配合されたEtakOralCareを販売することになりました。

この抗菌スプレーは入れ歯や歯ブラシにスプレーすることで付着している細菌を除去するとともに、24時間増殖を防ぎ、プラーク(歯垢)の形成を抑制することができる優れものなんです。

ご質問等ございましたら、お気軽にスッタフにお尋ね下さい。ただ今、二川先生の講演を聴講したばかりで熱くなっておりますので熱くお答えすることができると思います。

 

むし歯のできにくいお口になりたくはありませんか?

皆さんは、お口の中に 銀歯(金属)の詰め物や被せ物が入っていませんか?

その詰め物が
「とれた」もしくは、「詰め物のふちからむし歯になった」
・・・という経験された方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に、「銀の詰め物がとれた」と来院される方の多くが、残念なことに、取れた詰め物の下の歯がむし歯になっています。

つまり、「むし歯の再発」なのです。

結果、歯をさらに大きく削って、以前よりも大きな詰め物で治すことになってしまいます。
これを何度も何度も繰り返していくと、将来どうなるのか・・・想像するとお分かりですよね?
一本の歯に行うことができる治療回数には限りがあるのです。
歯質は少しでも残していきたいものです。

そこで、ご提案があります。
定期的なメインテナンスはもちろんですが、以前のブログでも登場しました、
CERECでchange!! です。

「口腔内に金属が存在することは、リスクである」

2月に大阪で開催されたセミナーに参加した際、講師の先生である 北道敏行先生はおっしゃっておられました。
金属をセレックに変えていくと、虫歯菌の一つであるラクトバチラス菌は激減するそうです。
体にやさしく、細菌の付着の起こりにくい=虫歯になりにくいセレックは、カリエスリスク(むし歯のなりやすさ)の高い方には、特におすすめです。

リスク検査(唾液・位相差顕微鏡・口臭)を受けられたうえで、その一つの解決策としてセレックで詰め物をかえる・・・というのも、いいと思います。
リスクをできる限り減らした状態で、ずっとずっと変わらないためのケアのお手伝いができるように願っております。

詳しいことは、何でもスタッフにお尋ねくださいね。

葉桜がきれいな週末でした。満開の桜もきれいですが、変わっていく姿もきれいなものです。

 

歯科衛生士の役割

少しずつ暖かくなり、ようやく春の兆しが見えてきましたね。
花粉症の方はつらい時期かもしれませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日、恒例の歯科衛生士の勉強会、「dhcoax 16th meeting」が神戸で行われました。

午前は、会員症例発表、そして午後から岐阜県で開業されている阿部 馨三先生による「在宅歯科医療から学ぶ歯科衛生士の視点とテクニック」と題された貴重な講演を聞かせて頂きました。
阿部先生の講演はとても楽しく、そして分かりやすく、実習も交えながらで、本当にあっという間の3時間半でした。

超高齢社会が進む中、今後ますます在宅歯科診療が必要となってきます。その中で私たち歯科衛生士の役割、主に口腔ケアで大切な事などをたくさん教えて頂きました。
また、「食のレベルを下げない」「変わらないことに意味がある」と先生は強くおっしゃっていました。
年齢と共にお口の筋力の低下は避けては通れない道です。それによって、誤嚥性肺炎や食事が満足に取れないことで寝たきりになってしまうこともあるそうです。

皆様が、いつまでも美味しく食事ができますように。そして、いつまでも健やかに過ごせますように。今回学んだことを活かして、これからもしっかりサポートさせていただきたいと思います。